ゼミ旅行初日は越前和紙の紙漉き体験でした。
朝6時半に京都駅に集合。全員寝坊もなく集まりました。サンダーバード1号に乗って福井へ
武生駅前から「和紙の里」行きのバスに乗って、いざ紙漉き体験へ
すばらしくのどかな風景。1500年前の奈良時代から優良な和紙の産地だった土地柄です。田んぼを渡ってくる風は天然のクーラー。
最初に紙すきの手順説明から。桁(ケタ)に原料をくんで縦横にゆする動作の実演をしていただきました。隣の工房には地元の小学生が自分の卒業証書を自分で漉いていました。
どのくらいの原料をどういうふうに汲むかは非常にむつかしいらしく、この時は説明の方が手を添えてくださいました。簡単そうに見えてとても難しい作業でした。
紙の層ができあがったら、用意された模様になる素材を選んで置いていきます。
素材の配置が終わったら、素材が固定されるように上からも繊維がはいった原料を軽く押さえながらかけていきます。
用意された色水をイメージした場所にかけます。
あとは乾燥させるとできあがりです。
乾燥させ、桁からはずされた乾いた和紙を受け取りました。
セットで購入したランプ台に和紙をセットしてランプがのできあがりです。金粉が効果的です。
ライトをつけると色紙が透過して別の表情が現れます。金粉は光を通さないので黒い点になります。
満足しました。