210630-写真撮影の学習


梅雨の曇り空の下、昨年度制作したカバンを題材に写真撮影の学習をしました。天気と時間の関係で、嵐山まで行かず学内で実施しました。
基本的なカメラの仕組みは知っているので、焦点距離、絞り、被写界深度、背景ボケ、背景の奥行きとカメラの高さの関係を中心に、レンズを交換しながら撮影をしました。
学生が特に気に入ったのは、焦点距離85ミリでF1.8という明るさのレンズでした。自動焦点(オートフォーカス)が効かない古いタイプのレンズですが、背景を盛大にボカして被写体を浮き立たせる描写に酔いしれました。この浅い被写界深度ととろけるようなボケはスマートフォンでは実現できません。
カメラ:デジタル一眼レフは覚えるのが大変なほど複雑な装置ですが、レンズを交換して狙った絵が撮れると面白くなります。

※赤いショルダーバッグは撮影練習用に持参した商品です。