生活プロダクト領域3年次生 吉野萌葉さんがデザインしたパッケージの柚子胡椒が右京区役所で開催された「つながるマルシェ」で発売されました。3年次後期の演習授業の中で取り組んだ産官学連携の成果です。商品名は「京の黄真珠でつくった柚子こしょう」で90gで750円で販売され、11時半開始で13時までに36個完売しました。
令和2年度から京都市がすすめる『新京野菜』を障害福祉サービス事業者が生産・加工・販売などに携わる農福連携の一環です。『新京野菜』のうちの一つ「京の黄真珠」はとうがらしの一種で、社会福祉法人修光学園 飛鳥井ワークセンターが柚子胡椒として商品化をしました。パッケージは、写真のスパウトパウチ容器が決まっていたので、学生のデザインエリアは表のラベルシール部分でした。
吉野さんのデザインは紺色を基調とした左右対称でシンプルな構成ながら、白い枠線のリズムで装飾的な印象を与えています。「京の黄真珠」をモチーフに図案化した文字を左右に配してオリジナリティーを出しています。学生が活躍する機会を作って、支えていただいた皆様に感謝申し上げます。
指導:深谷講師、伊豆田講師、楠林准教授
※「京の黄真珠」は株式会社ギャバン及び京都市の登録商標です。
京都市の広報資料:京の黃真珠で作った柚子胡椒を販売します!
パッケージデザインに関わるこれまでの流れ
- 2022年1月28日 講評会、学内展示
- 2021年12月23日 中間発表 京の黄真珠 柚子胡椒 パッケージ中間発表(オンライン)
- 2021年11月4日 中間発表 試作品の試食