12日火曜日の実習授業初日、2年次はジェスモナイトという水性樹脂を塗布する練習を行いました。ジェスモナイトは異素材を成形時に同時に固定できる便利な材料です。この場合はアクリル製の文字盤をテーブルクロックの本体と同時に整形するという想定で練習を行いました。ガラス繊維を含浸させながら、樹脂を上から押さえるのはどうしても慣れが必要で、本番前の練習は必須です。
木曜日は岩田先生の初回で、96枚のサムネイルスケッチを各自の壁に張り出してその後の制作に活かせるものがあるかどうかを話し合いました。同じテーブルクロックを発想する課題ですが、手を使って材料になれる要素、アイディア発送法を学習してスケッチの展開をしていく学びなど、質の異なった習得内容があることがわかります。
前期のうちに3回スケッチ96をテーマを変えて行います。描ききった学生は自信に満ちた表情になって大きく成長します。「デザインの千本ノック」といったところです。
