今年度3回めの体験入学は新メニュー「3Dプリンターでカップホルダーを作ろう!」でした。
午前と午後に分けて、同じメニューを反復する方式で、午前グラフィックで午後生プロなど、午前と午後で別々のメニューが選べるので参加者にとっての利便性が高まりました。
講習時間は正味90分程度と短かったですが、最初に動いている3Dプリンターを間近で見て、仕組みの説明をし、その後3DCADの基本的な操作の説明と練習をし、デザインサンプル4つから1つを選んでもらって、部分的にオリジナルデザインを施して3Dデータを完成させるという流れでした。時間よりも早く終わった人には工房の案内をしたりしました。午前中の参加者のうち、午後にも参加する人には午後の間に2時間ほどかけてプリントして、その日のうちに手渡した人もいました。
参加者が関われる部分は少なかったですが、世界で1つだけのオリジナルなカップホルダーを作ることができました。
講習終了後、こちらでプリントしたものと、プラカップ、スプーンなどを付けて郵送しました。郵送の前に炭酸ドリンクを入れて写真も撮りました。
梱包用の箱は、レーザーカッターで展開図から切断したオリジナルのものです。
今後もデジタルデータから直接ものを作るデジタルファブリケーションに興味を持ってもらえるとうれしいです。
こちらは、写真ではなく3DデータをレンダリングしたCGです。
3Dプリンター終了から、サポート材を除去するところです。
レーザーカッターでパッケージを制作する動画です。
使っているのはAdobe Illustrator、Graphic社「箱ラク」、Smart DIY’s Creatorです。レーザーカッターはFabool Laser DSです。