ショップデザインの課題に取り組んでいる2年次生は、2020年8月に嵐山にオープンした「スノーピーク ランドステーション京都嵐山」を見学しました。
株式会社スノーピークは、新潟県に本拠を置くアウトドアブランドを展開する会社です。製品に永久保証をつけたり、各地方自治体と観光振興や人材育成などで協力するなど独特な取り組みで知られています。
訪問した店舗は、大正時代に建てられた料理旅館を移築・リノベーションしています。店舗奥の空間には、国立競技場の設計者として知られる隈研吾氏と共同開発したトレーラーハウス「住箱」という宿泊施設、手前にはカフェを備えています。今回も「住箱」を外から見る事ができ、移動する住空間を間近で見ることができました。歴史を感じる古材と現代的な素材を巧みに組み合わせ、訪れる人を飽きさせない高い質感に溢れた贅沢な空間を堪能しました。きっとショップデザインの企画にもこの体験が活かされると思います。大学からも徒歩圏内で移動できましたが、国際的な観光地京都嵐山にある大学の立地のメリットも再認識しました。
感染状況が落ち着いて行動制限のないなか、見学後に向かいの京綿菓子専門店「zarame」に足が止まる学生達でしたが、店外にて持つ人で待ち時間20分以上の状態でした。紅葉シーズンの嵐山なので、仕方ないです。そのまま徒歩で帰学しました。
営業時間中にもかかわらず、快く見学を受け入れて対応くださいましたスタッフの皆様に感謝いたします。
最後の3枚は、Snow Peak LandStation京都嵐山のすぐ近くにある、レトロな郵便局だった建物で、現在はティールームとして営業しているお店の写真です。
当日の引率、写真撮影:中村俊郎講師
指導:中村俊郎講師、楠林拓准教授