211021-2年次、壁掛け花器のデザインと制作


2年次後期最初の課題、壁掛け花器のデザインと制作では、完成した花器に華道嵯峨御流の先生にご指導いただいて挿花をしました。出来上がった花器は造形物ですが、先生のアドバイスで立体的・空間的に生花があしらわれると、生まれ変わったように造形物から作品として輝き始めます。アイディアから立体を形にして最後はいけばなを行うという本学ならではの、立体立体造形と華道の授業の両者があって成立している課題です。このあと、日曜日までの学園祭期間中展示されます。

嵯峨御流のホームページに展示の様子が掲載されました。



熱心にご指導いただきました嵯峨御流の中西先生に感謝いたします。学生の要望に合わせて素敵な花材を選んでいただいた花古伝さんにも感謝します。
台の上に置かれたお花は、お花だけでなく花器もご指導いただいた中西先生の作品です。「回転成形で作る水性樹脂ジェスモナイトによる花器」という手法で作っていただきました。
大覚寺の華道課の方々にもご高覧いただきました。ありがとうございました。


制作途中の様子です。花器と花材のアイディアスケッチをもとに先生にアドバイスをいただきました。その後制作するものを決めて、石膏、油土、ジェスモナイト、木材、レジン、3Dプリンターなど様々な技術・素材を使って制作しました。