2014全体の説明のあと、10時半頃各領域の実施場所に分かれて体験開始。今年次生活プロダクト領域は3Dプリンターでスマートフォンスタンドを作る企画でした。
まず全体の流れを説明して、参加者のスマートフォンを出してもらい、横から見た寸法が入った図を描きました。目の前の物を測って図面に起こす実測製図という学習の一部です。
次に、スマホスタンドの角度を決めて、横からの姿を線で描き、それをCADに入力しました。入力した線に厚みを与えていくと、計画されたスマホスタンドが画面に現れました。使用したCADは、Autodesk社が無料で提供している123D Design というものです。授業で教えているのはこれとは別のソフト(ライノセラス3D)です。全員製図すら初めてで、ソフトは英語版ですが、みなすぐに操作を覚え、基本形から様々なアレンジを行う人がいて驚きました。
作ったデータを3Dプリンターで扱えるSTLという形式に変換して、プリントしました。 プリント中は、3Dペンで遊んでもらいました。
お昼の時間をはさんで、15時で終了しました。装置の数と印刷スピードの関係で、時間内にプリントができたのは参加者の一部でした。それ以外の参加者のデータは、プリントして郵送しました。