円山公園から搬出後、4月9日~20日まで学内中庭にて展示をしました。新入生歓迎会の時に1年次生に見せました。
3月21日水曜日、搬出 食事会、反省会、みんなでご飯と反省会
搬出は現地10時集合。僕らは5分ほど遅れて到着。すでに搬出作業が始まっていた。梱包材を全く用意していなかったので、倉山先生から台の角養生用にダンボールをもらい、台の足を切るためのノコギリを借りた。トラックへの積み込みは10時半には終わって、大急ぎで帰学。大学でトラックを待ち、作品の荷下ろしをした後、中庭に設置。必要なコードの長さを測る。
その後、楠林班は河原町のスィーツパラダイスへ。気持ちが悪くなるほどケーキを食べた。70分内で打合せまでできなかったので、マックへ移動。ポートフォリオ改善のための打合せを17時半頃まで行って、鴨川河畔で記念撮影をして解散。
3月19日月曜日、卒業式>謝恩会>2次会のあとに21時頃現地で状態を確認。後のうろこが一枚落ちて台の上に、、、お盆のフチに引っかけるフックがとれていた。
3月17日土曜日、神戸新聞朝刊に掲載。現地で作品の清掃。神戸新聞のWEB版
京都嵯峨芸術大学の作品は無事だった。夜も点灯している。ウレタンに水滴とホコリがついていて見苦しいし、黒い土台の上面に汚れと側面に地面から跳ね上げた泥が付着して不潔な印象。持ってきたキッチンペーパーでウレタン、土台とも1時間くらいかけて拭いた。拭き終わったらまた雨。
提供された土台を止めていたネジ頭隠しのシールがはがれていた。土台の合板も水を含んで膨張し、表面の化粧板を押し上げていた。ウレタンと水平の土台が面で接していたところは水がたまって埃といっしょになっていた。写真は拭いたあと。
ウロコは木工ボンドで止めていたが、木材が水で膨張、木工ボンドが白くなってほとんど接着力がない。おそらく、最終日まで持たないでいくつかはがれ落ちるだろう。現地に着いたときは、風でウロコが乱れていた。ボンドによる接着だけでは無理。
3月12日月曜日13時 大学で 新聞社取材 場所:学内A307
- バンドー化学株式会社、青木様、同広報担当 長谷川様、神戸新聞の佐伯様 3名をお迎えして2時間近く取材・質疑応答を行いました。
- 本学の対応は倉山先生、楠林、広報浦前、学生7名でした。
- 新聞掲載用の写真が必要になったので、楠林と学生3名で現地で写真撮影。
- 立派な作品集になる写真が撮れた。
3月10日土曜日、初日 講評会 17時に祇園のスタバ集合、発表練習、18時に現地で講評会
左から、京都嵯峨芸術大学倉山チーム、京都造形芸術大学の3作品
左から、京都市立芸術大学、成安造形大学、京都嵯峨芸術大学楠林チーム、大阪成蹊大学
3月9日金曜日、搬入
- 搬入、設置班と学内に残って清掃片づけ、10日のプレゼンを準備する班に分かれた。
- 持っていく道具・工具・材料をリストアップ。
一度マルツパーツセンターに行き、抵抗を買ってつけ直す。店員のアドバイス通りにすると、LEDの輝度が明らかに増した。雨の中の現場でのハンダ付けは大変だったが、結果は満足。八坂神社>円山公園と来ると、池の向こうに白っぽく作品が浮き上がって見える。雨に濡れて寒かったため、18時の点灯試験前に退却。
3月7日水曜日:ウレタンとの接合、電気配線接続、現地での明るさのテスト、プレゼンテーション作成、部屋の片づけ、ポートフォリオページの計画
円山公園、八坂神社周辺はすでに花灯路モード。電源ボックスもすでに設置されていた。
3月6日火曜日:
土台の完成、全部のLED点灯試験成功、ウロコ取付け、配線準備、プレゼン準備
3月5日月曜日:土台追加加工、LED配線完了?、敷石を置いてみる、ウロコの取付方法検討、9日10日21日の担当者決め
3月3日土曜日:LEDの配線、竹の構造にウレタンを入れ、光源の収まりからウレタンの通し方を確認。ウレタンの長さから、竹の高さを微調整。高さを変えてくびれ部分をかなり変更した。まだ、ふくらみ部分が修正は足りない。この作業をしやすくするために、木材で台を制作した。D2で玉砂利のサンプル、網、ハンダ、竹を縛るためのヒモを購入。
台と竹の接合部分にまだ部品製作が必要なことが判明、作業が増えてまたゴールが遠のく。グループで作業を行うときは、最初に全ての作業が見えるようにしておく必要があるが、それができない。本来、アッセンブリーに全ての部品が明記されていて、それらを分担してスケジュール管理していくのが理想。
3本を光らせてみた。予想以上に美しい。
2日金曜日:また午後から会議。午後からしかこない学生達と時間が合わないので全く会議ができない。前日にセットしたソケットは成形完了していた。
ようやくダンボールの芯をはずした。くびれもくずれずに自立している。ちょっと想定よりも低くなっているのは、くびれ部分が広すぎるためか?むこうがわが見えるのでだいぶ感じがつかめる。ソケットの取付方法やスペースの確認が必要。今のままだとウロコが長すぎるみたいだった。
3月1日木曜日:僕はまた午後から会議。構造の部品図ができていたので、立体工房で制作するグループと、ウロコの構造を考えるグループに分かれた。
29日水曜日:簡単に作った構造図、アッセンブリーを持ってきた。まだ細かい部分に、多くの問題が残っている。
28日火曜日:大学が入試のため、入校禁止!作業できず。仕方がないので、10分ほどでPhotoshop画像を作ってみる、、、
青竹の色味にもよるが、全体のまとまりから言って、鱗タイプが良いように思う。竹をそのまま使うと、密度感が足りない。町でみかける普通の生け垣、垣根のような通俗的な造形。特別感が低い。
ウレタンを下から入れた時の効果を見てみる。ウレタンのような光り方はシミュレーションできないので、ウレタンそのものを光源に設定。どう見てもこの入れ方だと16本が妥当。ウレタンがこれほど明るくない場合は24本でもOKか。
27日月曜日、
青竹を足す試み。竹の重なりを規則的にしてみた。それだけでもかなり整った印象。竹の固定にポップリベット(ブランドリベット)を使ってみたが、圧着力に負けて、竹が割れてしまった。
台をどうするかを考えていて、たまたま工房に余っていた材料を発見。フレーム部分と本体に分ける。 鱗のように張っていくと良いのではないか?精巧な加工をしなくても、あるていど密度感のある作品ができるとの予測。
これに下の方まで鱗で覆っていけるか?あるいは、青竹でスカートを作るか、、、完成予想の画像を作る。ちなみにウレタンは、下からまっすぐに入れて、ちょうど穴のあたりまで届くことがわかった。
この日にわかった最大の問題。購入した2種類の竹のうち、青い樹皮がついたものは、厚さや断面形状が一定ではなく、一様に曲がらないことが判明。電源、光源のほうでは、一本のウレタンに2個づつLEDを灯すと合計の電力が足りないおそれが出てきた。助っ人も入って計算と試作。
24日金曜日、ウレタンが届いた!竹のサンプルを取りに行った。芯の周りに巻き付けてみた。
結構サマになってきた。土台との接続、ウレタンをこの造形にどう組み込むか、竹を引っ張る方法、光源を入れる方法など未解決の問題が山積している。
23日木曜日、作品タイトルが決まった! 「紫電一閃」手あかがついていなくて気持ち良い。
22日水曜日、Ichiがマルツパーツ館へ。残った人でダンボールの芯を制作。
これは一本の竹を下から下まで回している。カゴの底のパーツをはずしても壊れないことを確認。
昨年の主催者が用意するネームプレートの画像とクレジットの入れ方(左手)。
右のメッセージボードは、東日本大震災へのメッセージなので、今年度はない。
21日火曜日、竹貞商店に行って、竹のサンプルを発注。ダンボールの芯を制作。I君はLEDを見にオートバックスへ。炊飯器を持ち込んで、ご飯を炊きカレーを食べた。
花灯路推進協議会から出展、搬入の時間場所など詳しい内容の文書が送られてきた。
作品タイトルは現状、「伝統と革新」という仮になっているので、今週中に決めて送らないといけない。
芯の制作は明日も続く。倉山グループは展示台も自分で制作していた。台に固定する方法と、電線をどう通すかを決めないといけない。
20日月曜日、全体の流れと問題解決の順序、スケジュールを討議。竹工芸の店でサンプル購入、造形のための芯をつくるためにダンボール入手。編み方と造形の問題解決を先行する計画。バンドー化学株式会社見方様より、24日納品の知らせ。これにより、塩ビのシートを代用させて模型を作る作業の必要はなくなった。
15時近くに切断サイズの寸法と仕上がり予想図を送付。その後、遅れて京都デザイン会議に参加。17時半から1時間、京都駅の地下でお茶。TKHSさんが頼んだ「ケーキがそのまま上にのっているパフェ」を見て笑った後解散。
- 17日、9時作業開始、図面を作る。
- 12時に図面をPDFにして、バンドー化学株式会社さんに送る。
- 14時00分 大学を徒歩で出る。JR嵯峨嵐山駅へ
- 14時26分 嵯峨嵐山発 京都行き
- 15時~17時 京都デザイン会議の講演会
- 17時~ 京都駅でアイスをゴチ 来週の予定を確認して 解散
2月16日(木)
目標:大まかなウレタンのサイズを決める。 ・・・・・編み込みを考えると、幅30ミリがちょうどよいらしい。・・・1mX30ミリだと30本使用可能。
使えそうなのは、1000X470 厚み3ミリ が予備を入れて4枚。(倉山チームと一緒で)
バンドー化学株式会社:3ミリ厚さのシートの幅をどこまで細くできるかですが、最も細い幅は5?となります。ただ、1000ミリという長さの場合、幅がMax10ミリ程度になる可能性があります (細い幅の場合は、幅カット時のおさえシロが少なくカット寸法が安定しない傾向があります)。 また、弊社では 3ミリ厚さ×500ミリ(実質470ミリ)×1000ミリの シートを3枚(+1枚予備)を成型済みです。
2012年2月15日(水)遊意館 3階 MSCでCADの講習、参加6名、数名が発展コースまで終了
2012年2月14日(火)、午後から メディアデザイン多目的室
ケイヨーD2で塩ビのシートを購入し編む造形を実験する。
2012年2月13日(月)、午後から メディアデザイン多目的室
スケッチの中から、「曲がる、素材を活かす」のキーワードに添ったものとして、「編む」造形がふさわしいということになり、編むことを深める検討に入った。
バンドー化学株式会社には、1mで厚さ3ミリのもので制作準備のお願いをした。ただ、当初予定より材料が増えそう、、、
2012年2月9日10日(木、金)遊意館 3階 MSCでCADの講習、ほとんどの人が導入編、基本編が終了。
2012年2月8日水曜日 9:00?17:00 研心館A棟3階 メディアデザイン多目的室
アイディアスケッチを壁に貼り、合評 16:30
2012年2月7日火曜日 9:00?17:00 研心館A棟3階 多目的室
- 作業場所の確保、机の確保、レイアウト、ミーティング、アウトプットの確認、
- 準備 過去の照明器具の写真と工夫、説明・・・各自プリント、動きがあるもの?
- Windows7が入っていること・・・Rhinocerosをダウンロードしておく
- 光源 花灯路で使った電球を持参・・・・楠林
- LED、ハンダゴテ、ハンダ、配線、・・・・楠林・倉山
- ネット接続の確認、プロジェクター、貼るホワイトボード
バンドー化学株式会社にウレタン寸法の条件について再確認した。 1)3?厚さのウレタン短冊の最大1000ミリ長さまで対応致します。
サイズ:厚さ(3ミリ)×幅(20ミリor 30ミリ or 40ミリ)×長さ(Max1000ミリ)
2)10ミリ×10ミリのウレタン角材800X900の寸法で最大10本までご提供可能です。
尚、3ミリ厚さ、10ミリ厚さのウレタンとも硬度は95度となります
2012年2月2日木曜日 9:00?11:30 計画作成のためのミーティング 場所:誤:第一演習室、正:第2ゼミ室
準備: 各自、2月3月の予定を確認して予定表に記入できるようにする。クラブの合宿、帰省など
- CAD学習の準備のために、MSDNにアクセスし、Windows7をダウンロードする。 MSDN AAのリンク ユーザーIDとパスワードが必要
- できたこと これまでの概要の説明
- スケジュール・・・OK
- MSDN・・・・OK
- 倉山先生から 去年までの作品の説明
- 作業場所の案内
- サンドブラスト業者・・・表面加工
2012年1月27日金曜日 18:00?第3会議室、バンドー化学株式会社青山氏と打合せ 楠林、T、T、H 前回の事業概要で概ね合意:大学はアイディア、制作、バンドー化学株式会社は材料提供。(ワードの文章)
スケジュール 2月17日には出図(ウレタンの寸法と枚数、最終的に設置されたイメージ、テーマ、ネーミング、クレジットの表示方法)
27日納品(プレーンなウレタンのみ、バンドー化学株式会社さんは、あらかじめ定尺品を5枚制作準備。
ウレタン樹脂にレーザー加工だと納期が3週間になる。そうなると2月6日に出図、2月27日に納品となり、どちらもぎりぎりで無理だろう。本来は面で光る特色を活かすべきだが、時間がないので、デザイン(レーザー加工)無しのプレーンを使わせてもらう。
デザイン検討用サンプル:27日に2枚置いていただいた。後日30、30、40ミリで短冊状に切断したものを大学に送付していただく。
バンドー化学(株)は、栃木でウレタンを作っている(工場見学不可能)。レーザー加工は外注。ウレタンには標準品がなく、ストックはない。その都度生産。
ウレタンの特性:
- 400X500?が定尺 こちらでデザインに合わせてサイズ指定、
- 比重1.2 1枚が720gX5枚
- サンプル品は3ミリ厚で硬度95、80は作りやすい
- サンプル品は若干固い印象だが、硬さの印象は復元性にもよる。復元性は製品による違いはない。
大学で行うこと
- ウレタンをもらって、光源を取り付け、光源・ウレタンを取り付ける枠をデザイン・制作、枠・光源・造形物が一体になったもののデザイン・設計
2012年1月24日火曜日 12:10?第一演習室で 興味のある人に説明会
2012年1月18日、学内ポスター掲示
2012年1月18日、出展申込書を提出
2011年12月15日木、第一会議室 バンドー化学株式会社によるデモが行われました。
展示場所 京都市美術館?展示場所へ
参考資料など
CADの資料
文責:京都嵯峨芸術大学 芸術学部 デザイン学科 准教授 楠林拓 制作指導: 倉山裕昭 楠林 拓
謝辞:このとりくみのために魅力的な材料を提供してくださいましたバンドー化学株式会社に感謝申し上げます。
2017年度以降、Rhinoceros3DとMaxwell Renderの組み合わせからAutodeskFusion360に移行しています。