生活プロダクト領域の学生で、William Morris展を行っている大山崎山荘美術館の見学に行きました。緑生い茂る別世界のような環境と重厚な西洋建築の美術館を堪能しました。
産業革命の嵐が吹き荒れるイギリスで「生活の中の小芸術」として美しく質の高い暮らしを広めようと努力したウィリアム・モリスの思想は、時代背景は異なりますが、生活プロダクト領域が目指す方向と同じだと感じます。モリスたちが興したアーツ・アンド・クラフツ運動に影響を受けたと言われる民芸運動の柳宗悦や河井寛次郎の作品も展示されており、21世紀の私達の心に迫ってくるものがありました。
展示はもちろん撮影禁止でしたが、展示の仮設壁やショーケースの背景の紙がモリスのデザインを復刻して生産しているものでした。展示作品の質もさることながら、作品を背景でひきたてる壁紙の大きな力を感じました。
以下は見学前の案内です。
- 集合日時:2018年6月30日(土)12:55(バスは13:00発)
- 場所:大学正門バス乗り場
- 交通費:阪急松尾大社→大山崎 220円
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■松尾大社 2番線発 | 阪急嵐山線(桂行) 2.8km 前・後 | 13:17-13:22[5分] ◇桂 [7分待ち] | 阪急京都線準急(阪急梅田行) 10.3km | 13:29-13:41[12分] ■大山崎 | 13:45-13:55[10分]無料送迎バス ★ ■大山崎山荘美術館
- 持参物:学生証、カメラ、メモ帳、交通費、雨具、帽子(適宜)
★高齢者のかた優先なので、乗れない場合があります。