1年生最初の領域基礎演習でした。領域の概要説明のあと、パースマシンを使って遠近法の学習をしました。パースマシンはのぞき窓で目の位置を固定するので、モチーフと見る位置の関係が固定されます。500年ほど前にデューラーという版画家がこのような装置を使っていたそうです。通常、器物デッサンでは垂直方向にはパースをつけません。この装置では立方体を上から見るので、スマートフォンで写真を撮る時と同じように、下すぼまりの3点透視になります。例年、ダンボールから展開図を切り抜く作業から始めますが、今年は事前にレーザーカッターで切断したものを配布しました。レーザーカッターで切ったところは燃えて炭がついているので、手袋を配布して組み立てました。